日本パデルアカデミー

「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

2018年09月

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル

「パデルとはゲームが素早く簡単に学べ、中毒性のあるスポーツです。
パデルはテニスのように、力強さ、技術、サーブに支配されていないので老若男女一緒に楽しめる理想的なゲーム。
重要なスキルは試合を作る能力で、力強さやパワーよりも戦略によってポイントを獲得します」


あるメーカーはHPでパデルをこのように紹介しています。

“中毒性のあるスポーツ”というのは言いえて妙ですし、試合を作る能力が重要というのも大きく頷けますが、「テニスのように力強さ、技術、サーブに支配されていないので・・・」という部分に関しては異を唱えたい。

個人的には技術にはかなり支配されていると思う。

技術といってもフォアやバック、バンデッハといった各ショットそのものよりも、それらのショットにまつわるグレーディング能力のことで、パデルにおいてこのグレーディング能力の重要さはパデルのルールとコート形状を考慮するとテニス以上に必要な能力のように感じています。

グレーディング能力とは筋力発揮調整力のことで、

簡単に言うと「(適切な)力加減」のことで、難しく言うと「最大筋力の発揮を目指すのではなく、最大化努力度の範囲内で状況に応じた筋力の調整発揮をしてショットを打つ能力」

のことですw
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
このグレーディング能力についてはまた後日書きたいと思いますが、スポーツの世界でよく言われるセリフの一つに「最後はメンタルが大事」というのがありますが、これにも僕は異を唱えたい。

技術レベルが同程度であればメンタルが強いほうが勝つ可能性が高いのは分かりますが、技術レベルに差がある場合その差をメンタルでひっくり返すのは難しいように思います。

メンタルが弱いと実力を発揮出来ないのでは?という意見もありますが、個人的には一定程度の技術を獲得した選手であれば、「自分がどれぐらい努力をしてその技術を獲得してきているか、また、どれぐらいのレベルで自分はプレー出来るかが分かっている」はずなので、通常であれば極端に実力を発揮出来ないということは稀で、技術レベルの差がそのまま勝敗につながると思っています。

三度の三冠王に輝いた落合博満は、「技術があれば心は病まない」と言っていますし、イチローは「精神というのは限界がある。プレッシャーは技術で超える」と言っています。

さらに400戦無敗のヒクソン・グレイシーも、「(目に見えない)技術さえあれば人は強くなれる」と言っています。

落合178㎝、イチロー180㎝、ヒクソン178㎝。

この三人、決して体格に恵まれているわけではないです。

技術が高ければ体格に恵まれなくとも高いレベルでプレーが出来るという証明でもあります。

また引退した年齢も、落合は44歳、ヒクソンは47歳、イチローに関しては44歳の今も現役メジャーリーガーです。

技術があると長くプレーも出来るということです。




中毒性のあるスポーツなのにこんな細かいこと考えてはいけませんね。。

パデル 大井町 コート レッスン スポル

9月も中旬、読書の秋ということで三冊読了しました。

どれも興味深い内容でしたが、中でもカズの言葉がいちばん突き刺さりました。




若々しくはなくとも、生き生きとした選手でいたい

サッカーはミスのスポーツ。点が入るときは必ず相手のミスがある。相手をしっかり崩しての得点なんて何%あるだろう

勝利のためにどうするか。コツコツ積み重ね、続けていることを信じ、繰り返す。それしかない

努力が精神の安定感として実を結ぶ

試合を出来ることがどれだけ嬉しいことか。試合のために練習するのであって、その逆じゃない

サッカーはディテールにこだわるスポーツ。105×68mのピッチで30㎝ほどがものを言う。細かな部分で差が出る

ワールドカップ予選を勝ち抜き、日本が本戦出場を決めた。そして日本全国でサッカーをしている人達に「ワールドカップに出場し、世界と戦う」権利が与えられた。もちろん僕にもその権利はあり、だからその夢を追いかけて頑張れる

サッカー選手はダッシュのタイムが落ちようとも、プレースタイルを変えれば生き残れる。記録のスポーツはそうはいかない

J1の選手よりJ2の選手のほうがたくさん走っているように感じるのは、細部のミスが多いからで、技術が足りない分だけ運動量や頑張りでフォローしなくちゃいけない。選手のポジショニングが良く、球を止める、蹴る技術も高いJ1のほうは動きのムダが少なくなる。ヨーロッパリーグならなおさら

43歳の今でも自分が上手くなれる感覚がある。余裕が出来、頭が良くなったというか。若手のようなスピードではなくても、その若手のスピードを活かせばいい。経験と技と体力、サッカーはそれらすべてを駆使するものだと改めて学んでいる

ボールなしで競争したら二十歳には勝てないのに、ピッチではタイミング一つ、緩急一つで勝敗は変わる

スピードや体格は確かに武器。でもそれがすべてじゃない。大事なのは「サッカーを覚えること」




この本を出した当時のカズの年齢が43歳。

50歳を超えた現在でも現役でプレーしています。

「サッカー」の部分を「パデル」に置き換えて読んでもしっくりくる部分が多々ありました。

パデルも、

ミスのスポーツ
ディテールにこだわるスポーツ
記録では勝敗が決まらない
ポジショニングや技術が必要
タイミングや緩急が大事
自分にスピードがなくてもスピードのあるペアを活かせばいい
スピードや体格も武器になるが、大事なのは「パデルを覚えること」

です。

私も五十路を超えてもWPC(World Padel Championships)を目指す自分でありたいなと思いました。

こう思えるのもJPAがFIPに正式加盟しWPCへの参加が認められたからで、これには本当に感謝です。

次の2020年のWPCは現在パデルをしているすべての人、もっと言えばまだパデルと出会っていない人にも出場するチャンスがあります。

この目標があるのとないのとでは日々の練習に対するモチベーションがまったく違います。

これからもコツコツ積み重ね、続けていることを信じ、繰り返していこうと思います。

パデル 大井町 コート レッスン

9月8・9日にパデル東京で開催されていたJPT東京オープン2ndステージで優勝することが出来ました。

今回も清立商工所属のAsierと。

これで彼と組んで今年は4大会連続、去年から通算で7大会連続で優勝することが出来ています。

優勝後にも少しスピーチさせてもらいましたが、正直なところ今年の三月に開催された全日本ぐらいまでは二人の個々の技術力で試合をしているようなところが個人的にはありました。

戦術的な要素はあるにはありましたが、セオリー通りのプレーぐらい。

個々に修正し、個々に自分を鼓舞し試合をしていた感じ。

それが3大会ぐらい前から「ペア」として試合に臨んでいるような感覚が出始め、昨日の大会ではかなり良い形でそれが出せるようになりました。

阿吽の呼吸というか、相互依存といったら大げさかもしれないですが、Asierとはそんなようなチームが出来つつあります。

パデルはテニスと同様かそれ以上にラリー中に判断(思考)する時間が少ない。

なのでペアにも意識を向けつつプレーしなければならないというのは苦しい。

ラリー中、「ペアはどこにいるんだろう」「ペアはどこに打つんだろう」というのが気になってしまうようではネットの向こうにいる相手に意識を向けることが出来ない。

また、戦略・戦術を考える際、自分の長所短所とペアの長所短所を踏まえた上で決定しますが、これも「ペアの長所短所が分からない」では決めようがない。(自分の長所短所が分からない人も少なくないが…)

身体の反応に任せてプレーが出来るペアと、一球毎に「判断」しなければいけないペア。

後者が分が悪いのは明らかです。
パデル 大井町 コート レッスン スポル

Asierと組み始めて約1年。

ようやくペアとしてパデルが出来るようになってきていること、ペアでうまくポイントが取れたときの喜びや楽しさなどが理解出来つつあります。

テニスのダブルスでもありましたが、「一心同体」を感じることができるようになりつつあります。

色々な人と組むことで新たな発見が出来たりするメリットもありますが、こういった一心同体を感じることは即席ペアでは難しいように思います。

多くの方にこれからそういったペアを見つけてもらい、一心同体 少女隊を体感してもらえたらと思います。
パデル 大井町 コート レッスン スポル

このページのトップヘ