日本パデルアカデミー

テニスとスカッシュのハイブリットスポーツ、パデル。 パデルは40年ほど前にスペインで生まれたスポーツで、欧州や南米を中心に親しまれており、本場スペインではテニス人口を上回る競技人口をもつ人気スポーツとなっています。 「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

2019年02月

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル

パデルにはシングルスがありません(普及していません)。

でも個人個人にランキングが付きます。

なのでプレーヤーの中には、ペアとしてではなく「俺一人で世界ランキング1位になってやる」と思ってプレーしている選手ももしかしたらいるのかなとも思います。

現にWPTでも「1人でシングルスやってるのかな」と思うような選手を何人か見かけます。

身体能力や技術がとても高そうな選手を見て、「クロスで1対1のシングルス」という種目がもしもあったら、世界ランキングに変化があるかも⁈なんてことも思ったりします。

でも実際にはそのような選手はナンバーワンではありません。

去年とても注目度の高かったPaquitoとJMDのペアも優勝はなかった(PaquitoはLimaと組んで一度優勝していて興味深い)し、Belaが負傷していたときのLimaもシーズン途中でMarceloやSlingoと組みましたが良い結果は出ませんでした。

limaは3年以上もNo. 1の選手ですから、極端にレベルが劣る選手と組む以外は良い成績が残せそうな気がします。

でもこの試合でのlimaはいつものlimaではありませんでした。


limaほどの選手でもこんな風になってしまうんだととても驚きました。

個々の能力がずば抜けて高い選手同士が組んだからといって強いペアになるとは限らず、片方だけ強い選手のペアでもダメ。

どちらかが明らかに弱いペアももちろんダメです。(これに関しては以前のこの記事に書きました)

となるとどんなペアが良いのか。

これは私の仮説ですが、おそらく、「自分自身の長所短所を客観的に把握した上で、この選手と組むと私の長所がより活き、私の短所が最小限になる」ような選手と組むのがいいように思います。

ただ単に上手い・強い選手と組むだけではダメで、自分を客観視せずただ「自分は最高」と思っているような選手と組むのもダメ。


一言で言うなら相互依存出来るペアがmejorのように思います。

これは技術的な面はもちろん、精神的な面も含まれています。

組むペアによって想像以上のシナジー効果を生み出せる場合もあれば、ただただ足を引っ張り合うだけになってしまうペアもあります。

これはパデルの難しさの一つでもありますが、反面楽しみの一つでもあります。


パデルを桃太郎の劇に例えるとしたら、時と場合によっては黒子にもなり桃太郎にもなれる精神性と技術を持ち合わせているペアがmejorなequipoなんだと思います。

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル

先日のパデル協会の総会で、上の写真のようにモデルのポテンシャルを数倍上げて写真に収めてくれる写真家、平野俊輔さんがJPAオフィシャルフォトグラファーになったことが発表されました。

彼はJPA公認D級コーチ資格も保有しており、ただのカメラマンではなく、「プレーが出来るカメラマン」です。

Shunsuke Hirano Photos & Play

以前他のスポーツカメラマンの方に話を聞いたことがあるのですが、

「その競技をあまり知らないカメラマンが撮るより、その競技をよく知っているカメラマンのほうが“次の展開”を予測出来るため、ベストタイミングを逃すことが少ない」

ということがあるんだそうです。


平野さんは来月千葉で開催されるアジアカップの公認フォトグラファーも務めてくださる予定ですので、平野さんの写真もアジア最高峰のパデルも両方楽しめる大会となると思います。

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
昨日2019年度の日本パデル協会の総会が開催され、2019年度の男女日本代表が発表されました。

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
これで来月開催されるアジアカップのメンバーも確定しました。

初選抜の選手もいれば、2回目の選手もいます。


私個人のことで言えば、去年の6月にオーストラリアに敗れたときの悔しさは決して忘れてはいません。
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
この悔しさを経験した選手が今回私を含め3人います。

オーストラリアがどういったテンションで大会に参加するのかは知りませんが、「チーム日本」として絶対に勝ちたい。

去年選出されたとき、正直なところいまいちピンと来ていませんでしたが、今回は違います。

色々な人の想い(本当に色々な思い)や期待や厳しい目が「日本代表」に寄せられているんだということをひしひしと感じています。


来年6月のアジア予選まであと485日。

まずは来年も選ばれるよう引き続き精進していきたいと思います。

残念ながら今回選ばれなかった選手の中にも実力が拮抗している選手もいますし、ケガで出られない選手、そして最近メキメキと実力をつけ「日本代表になる」と宣言している選手達もいます。

こうして切磋琢磨し合って強い選手や良い結果が生まれ、そしてそれが協会の提案する「トリプルミッション(勝利・普及・資金)」に繋がっていくことと信じています。


さあ今日も練習練習。

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