日本パデルアカデミー

テニスとスカッシュのハイブリットスポーツ、パデル。 パデルは40年ほど前にスペインで生まれたスポーツで、欧州や南米を中心に親しまれており、本場スペインではテニス人口を上回る競技人口をもつ人気スポーツとなっています。 「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

2019年02月

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル

先日大阪のくにじまパデルコートに行ってきました。

パデルコーディネーター「ミキティ」主催のイベントに声を掛けていただき、約一年半振りにピンクのコートでレッスンしてきました。

疲れたけど疲れ方が清々しい、そんな充実した大阪遠征でした。

レッスンイベントはありがたいことにすべて満員御礼、最終日の大学対抗戦も24名もの若い子たちがパデルしてました。
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
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この対抗戦前日、テニスの強豪、相生学院の選手らとパデルもしてきました。
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彼女達のボレーの威力、精度、美しさにはつい目がいっちゃいます。

練習途中、彼女達が突然テニスのフォームでストロークラリーをやり始め、そのフォームを見たときはさすがに少しだけテニスが恋しくなりました 笑

本人はもちろん、彼女達と向き合った指導者の努力を想像し、ちょっと感動しました。

何年後になるかわかりませんが、パデルでもこういった感情が芽生えるような状態にしたいです。


さて昨年一昨年と、パデル協会主催の関西コーチングイベントでNicoやMaxiたちと関西方面に来させていただいたときは滞在期間が数時間という短さでしたが、今回はずっとくにじまに滞在ということでいろいろ見えてくるものや感じるものがありました。

全体を通して一番感じたのは、関西方面の多くの方がいろいろな意味で「飢えている」ということ。

パデルを練習することに飢えている
パデルを学ぶことに飢えている
パデルが上手になることに飢えている
パデルを普及させることに飢えている

どれもある程度答えは出ている。

出ているんだけど理想と現実の間に挟まれてなかなか解決しきれない。

でもみんな諦めず腐らずパデルを続けている。

ニワトリが先か卵が先か。

尻馬に乗るのか、退路を断つのか。

二兎を追う者は一兎をも得ずになるかもしれないし、もしかしたら二兎を追って二兎得られるかもしれない。

どちらが正しかったかは数年先にわかる。

どちらにしてもその数年後に「あっちにしておけばよかった」と後悔しない選択をしたい。

・・・独り言です。
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関東と関西、パデル愛好家の共通点もあれば相違点もありました。

共通点は先ほども言いましたが、パデルをしたい・学びたい・上達したいという思いは関東と同じかそれ以上のものがあるように感じました。

違うのは、まだまだパデルコートが少ないと言えども、練習環境と練習相手を探すということに関しては関東のほうがまだ恵まれているように思います。

他には、関東では比較的パデルに関する最低限の技術や戦術がある程度まんべんなく浸透しているのに対し、関西ではそれらがまだまだかなりまばらです。

それが原因なのか、少ないパデル人口の中でレベルの違いが出てきて、自分と同じレベルの人と練習する機会が減る。

こうしてパデルが(上達)出来る環境(コート)と相手がいないことで、練習しに行くモチベーションを保つのが難しかったり、普段の生活からパデルが遠のいてしまう人がいるようです。

嬉しいことに今回私が行くことで数か月振り、一年振りぐらいにパデルコートに来てくださった方が何人かいらっしゃいました。

また、2レッスン続けて受講していただいたり、二日続けて来てくださったり、中には会社を早退して三日続けて来てくださった方もいらっしゃいました。

こういったことは本当にコーチ冥利に尽きることであり、自分自身の新たな活力になります。

初夏にまた来ます、と宣言してしまったので必ず行けるようにします。
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
そして今回はタイミング的に二週間ほど前にパデル日本代表の発表があり、アジアカップの前ということもあって、女子日本A代表の西村選手・沓名選手、B代表の上原選手、男子日本B代表の松尾選手・塩田選手・小林選手らと一緒に練習することが出来ました。
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
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来年に向けて今後もこういった関西方面での代表練習を継続して行なっていくことは、普及・強化両面で意味のあるものだと思いますので、今年一年定期的に行なっていけたらと思います。


パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
そして今回もいろいろな方にサポートしていただきました。

写真のLaole所属の松尾コーチ、そしてくにじまパデルコート所属の安藤コーチと山下コーチにはオンコートでサポートしていただきました。

清立商工さんからはスポーツドリンクと軽食を提供していただきました。

また、今回の大阪遠征を快諾してくださったパデルワンの金子支配人、パデル東京の木村支配人、Nexusスポーツ事業部のみんな、そして大阪に行っている間レッスンを代わっていただいた長谷川コーチ、瀧田コーチ、日置コーチありがとうございました。

大坂で僕が食べたタコ焼きが美味しかった話をお土産として持っていきます。


そしてミキティ。

本当に本当にお疲れ様でした、お世話になりました、ありがとう!

ミキティのパデル界での活動は、巷で話題のスーパーボランティア尾畠さん以上のものがあると私は思っています。

これからも水代わりにビールを飲みながらパデルについて語りましょう。

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル

パデルにはシングルスがありません(普及していません)。

でも個人個人にランキングが付きます。

なのでプレーヤーの中には、ペアとしてではなく「俺一人で世界ランキング1位になってやる」と思ってプレーしている選手ももしかしたらいるのかなとも思います。

現にWPTでも「1人でシングルスやってるのかな」と思うような選手を何人か見かけます。

身体能力や技術がとても高そうな選手を見て、「クロスで1対1のシングルス」という種目がもしもあったら、世界ランキングに変化があるかも⁈なんてことも思ったりします。

でも実際にはそのような選手はナンバーワンではありません。

去年とても注目度の高かったPaquitoとJMDのペアも優勝はなかった(PaquitoはLimaと組んで一度優勝していて興味深い)し、Belaが負傷していたときのLimaもシーズン途中でMarceloやSlingoと組みましたが良い結果は出ませんでした。

limaは3年以上もNo. 1の選手ですから、極端にレベルが劣る選手と組む以外は良い成績が残せそうな気がします。

でもこの試合でのlimaはいつものlimaではありませんでした。


limaほどの選手でもこんな風になってしまうんだととても驚きました。

個々の能力がずば抜けて高い選手同士が組んだからといって強いペアになるとは限らず、片方だけ強い選手のペアでもダメ。

どちらかが明らかに弱いペアももちろんダメです。(これに関しては以前のこの記事に書きました)

となるとどんなペアが良いのか。

これは私の仮説ですが、おそらく、「自分自身の長所短所を客観的に把握した上で、この選手と組むと私の長所がより活き、私の短所が最小限になる」ような選手と組むのがいいように思います。

ただ単に上手い・強い選手と組むだけではダメで、自分を客観視せずただ「自分は最高」と思っているような選手と組むのもダメ。


一言で言うなら相互依存出来るペアがmejorのように思います。

これは技術的な面はもちろん、精神的な面も含まれています。

組むペアによって想像以上のシナジー効果を生み出せる場合もあれば、ただただ足を引っ張り合うだけになってしまうペアもあります。

これはパデルの難しさの一つでもありますが、反面楽しみの一つでもあります。


パデルを桃太郎の劇に例えるとしたら、時と場合によっては黒子にもなり桃太郎にもなれる精神性と技術を持ち合わせているペアがmejorなequipoなんだと思います。

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル

先日のパデル協会の総会で、上の写真のようにモデルのポテンシャルを数倍上げて写真に収めてくれる写真家、平野俊輔さんがJPAオフィシャルフォトグラファーになったことが発表されました。

彼はJPA公認D級コーチ資格も保有しており、ただのカメラマンではなく、「プレーが出来るカメラマン」です。

Shunsuke Hirano Photos & Play

以前他のスポーツカメラマンの方に話を聞いたことがあるのですが、

「その競技をあまり知らないカメラマンが撮るより、その競技をよく知っているカメラマンのほうが“次の展開”を予測出来るため、ベストタイミングを逃すことが少ない」

ということがあるんだそうです。


平野さんは来月千葉で開催されるアジアカップの公認フォトグラファーも務めてくださる予定ですので、平野さんの写真もアジア最高峰のパデルも両方楽しめる大会となると思います。

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