パデル テニス スポーツビジネス最強の教科書 大井町 スポル

学生の頃から「教科書」という響きに嫌悪感を抱いていますので、読もうか読むまいか迷っていましたが、結果読んでとても参考になりました。


「ヤンキースが新しくスタジアムを建設した際、座席数を減らした理由」

とか、

「チームの成績と人件費は相関関係にあるという研究結果があり、選手や指導者といった才能への人件費支出を増加させることは、チームの勝率を上げるために十分なだけでなく必要な条件」

であるとか、

「勝利とは単に勝つことだけでなく、勝利を最後まで求めること、勝利を追求するプロセスで多くのものを得られることを含む。勝利という目的を達成するために理念に基づいた強化や管理といった手段が重要」

とか、読んでいて相づちの鉄則、「はひふへほ」が思わず出るぐらい勉強になりました。


それと、文中に「アルゼンチンと日本は国民の平均身長が変わらない」という一文があり、となるとパデル最強国の呼び声高いアルゼンチンに日本も近づけるのではという気持ちになりました。

ただサッカーなどではかなり実力に差があることを考えると、体格などのスケール効果以外の何か(環境や脳)が違うんだと考えます。

最近この「脳」にとても興味があります。

パデルに限らず、「たくさん練習して身体に覚えこませなきゃ!」というセリフはテニスでもよく耳にします。

ですが「筋肉には記憶能力がない」ので、正確にはこの場合の身体の部位は「脳」ということになります。

だからただひたすら練習するより、何かを意識して脳に覚えこませる必要があります。

自分自身でも脳にいろいろな情報や刺激を与えたら、まだ良い変化が起きそうな気がしています。
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
他にも、

「日本のピッチャーは膝を曲げ、ボールを前に移動させる(並進運動)距離を確保するが、アメリカは膝を伸ばし肩の移動スピード(反動)を高める」

動作の中で求めているのは前者はコントロールで、後者はスピード。

もちろん全員が全員ではないが、こういう傾向があるそう。

そして日本にはオーバースロー、スリークォーター、サイドスロー、アンダースローなど投げ方が多数あるが、アメリカではそれほどない。

これは、日本が「バッターが打ちにくくする」ことを主体に考え、アメリカは「スピードで抑える」ことを主体に考えているからだそう。

これでいうと私の思考も日本寄りです。

1998年に38年振りに日本一に輝いたベイスターズを牽引した選手の一人、大魔神こと佐々木主浩投手はストレートとフォークのほぼ2球種で勝負し、4年連続最優秀救援投手となっています。

なぜ二種類しかないのに打たれないのか。

個人的にはこの部分をパデルでも追及していきたいなと思っています。

もしかしたらBelaもこの部分が長けているのかもなんて勝手に想像しています。
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
少し逸れましたが、先ほど出た複数あるピッチャーの投げ方も、体幹の傾きが異なるだけで脚の出し方、肩から先のムチ動作、スナップ動作などはほとんど同じである、とあります。

これはパデルでも同様で、remate、liftado、viboraこれらのショットも体幹の傾きが異なるだけで、脚の出し方、肩から先のムチ動作、スナップ動作などはほとんど同じです。

パデルにはテニスにはないパデル特有のショットがいくつもありますが、各ショットは「腕を屈伸させるか」「反動をつけるか」「ムチ動作を入れるか」で大別することが出来ます。

こうして枝葉の部分ではなく、幹の部分の理解があると間違いが少ないように思います。
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
「家で素振りしたほうがいいですか」
「コート借りてたくさん練習しないとダメですよね」


これもよく聞かれます。

これに対する回答を以下第4章-「打つ」-から抜粋します。

「素振りで理想とする動作が出来ないのに、何度も(素振りの)練習をすることは、習字で下手な見本を見て何度も練習するのと同じで、効率が悪いどころか、変な癖がついてしまう。まず素振りで目標とする動作を習得すること」


「努力すること」が大事なのではなく、「正しい努力をすること」が大事ということですね。