日本パデルアカデミー

「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

カテゴリ: パデルとは

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル

「パデルとはゲームが素早く簡単に学べ、中毒性のあるスポーツです。
パデルはテニスのように、力強さ、技術、サーブに支配されていないので老若男女一緒に楽しめる理想的なゲーム。
重要なスキルは試合を作る能力で、力強さやパワーよりも戦略によってポイントを獲得します」


あるメーカーはHPでパデルをこのように紹介しています。

“中毒性のあるスポーツ”というのは言いえて妙ですし、試合を作る能力が重要というのも大きく頷けますが、「テニスのように力強さ、技術、サーブに支配されていないので・・・」という部分に関しては異を唱えたい。

個人的には技術にはかなり支配されていると思う。

技術といってもフォアやバック、バンデッハといった各ショットそのものよりも、それらのショットにまつわるグレーディング能力のことで、パデルにおいてこのグレーディング能力の重要さはパデルのルールとコート形状を考慮するとテニス以上に必要な能力のように感じています。

グレーディング能力とは筋力発揮調整力のことで、

簡単に言うと「(適切な)力加減」のことで、難しく言うと「最大筋力の発揮を目指すのではなく、最大化努力度の範囲内で状況に応じた筋力の調整発揮をしてショットを打つ能力」

のことですw
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
このグレーディング能力についてはまた後日書きたいと思いますが、スポーツの世界でよく言われるセリフの一つに「最後はメンタルが大事」というのがありますが、これにも僕は異を唱えたい。

技術レベルが同程度であればメンタルが強いほうが勝つ可能性が高いのは分かりますが、技術レベルに差がある場合その差をメンタルでひっくり返すのは難しいように思います。

メンタルが弱いと実力を発揮出来ないのでは?という意見もありますが、個人的には一定程度の技術を獲得した選手であれば、「自分がどれぐらい努力をしてその技術を獲得してきているか、また、どれぐらいのレベルで自分はプレー出来るかが分かっている」はずなので、通常であれば極端に実力を発揮出来ないということは稀で、技術レベルの差がそのまま勝敗につながると思っています。

三度の三冠王に輝いた落合博満は、「技術があれば心は病まない」と言っていますし、イチローは「精神というのは限界がある。プレッシャーは技術で超える」と言っています。

さらに400戦無敗のヒクソン・グレイシーも、「(目に見えない)技術さえあれば人は強くなれる」と言っています。

落合178㎝、イチロー180㎝、ヒクソン178㎝。

この三人、決して体格に恵まれているわけではないです。

技術が高ければ体格に恵まれなくとも高いレベルでプレーが出来るという証明でもあります。

また引退した年齢も、落合は44歳、ヒクソンは47歳、イチローに関しては44歳の今も現役メジャーリーガーです。

技術があると長くプレーも出来るということです。




中毒性のあるスポーツなのにこんな細かいこと考えてはいけませんね。。


今日からスペイン研修が始まります。

なんとマドリッドはまさかの朝から雪がぱらつくという寒さ。

東京より間違いなく寒い気がします。

コートに着きMaxiと30分ほどウォーミングアップを兼ねて打ちましたが、改めて思うのはボールの出どころが分かりづらいこと、タイミングやリズムが取りづらいこと。

全体的にフォーム(スイング)がコンパクトなうえにラケット(リスト)ワークが上手いので、「どこにどんなボールが来るか」「どのタイミングで打つのか」がとても分かりにくい。

日本では速いボールを打っているほうが勝てる可能性が高いので、まだまだスピードのあるボールを打てるようになることが優先順位の上のほうにあります。

もちろん速いボールを高い確率で打てるのであれば全く問題はありませんし、速いボールを打つべきところではそうするべきです。

ですが、「速いボールを打ち続けられるようになること」より、「速いボールをより速く見せられるようになること」のほうがパデルでは大事です。

これと同じぐらい大事なのは、「速いボールを打つこと」より「相手の動くタイミングを遅らせること」。

なぜか分かりますか。

そもそも「速いボールを打つ目的」は何ですか?

これ、意外と分かっていない方多いです。

テニスや他のスポーツでよく言われる、

「遅らせることの出来る者だけが、早めることの意味を知る」

という格言がありますが、まさにパデルはこれが当てはまります。

それとテニスでもよく起こりますが、どうしても一般の方やジュニアなどはプレーに「速さ」を追い求めてしまいますが、本当は「早さ」を追い求めてもらいたい。

「ボールの速さ」もいいですが、「予測の早さ」「判断の早さ」「準備の早さ」を意識することのほうがメリットがたくさんあります。

最後に先ほどの質問のヒントを。

「元中日の与田投手より、元オリックスの星野投手」

もうほとんど答え出ていますね?!笑

パデル テニス バドミントン スカッシュ


パデルは「テニスとスカッシュを合わせたようなラケットスポーツ」とよく言われますが、少し掘り下げて見てみると、壁際のディフェンシブな状況での技術(や戦術)は「テニス+スカッシュ」で、ネット前での比較的オフェンシブな状況での技術(や戦術)は「テニス+バドミントン」のような気がしています。

パデルを知るにはパデルについて書かれた本を読むのが一番ですが、当然のことながら邦訳された書物はありません。

スカッシュの本も日本には数えるほどしかありません。

一方テニスとバドミントンは書店に行くと沢山出版されています。

テニスとスカッシュの本はある程度読んできましたが、バドミントンの本は一度も読んだことがなかったので、手に取って読んでみましたが難しい難しい。

何が難しいかというと、当然のことながらバドミントンに関しては素人なので、シャセだのドリブンクリアーだのクロスファイヤーだのといった、バドミントン特有の技術用語らが何を意味しているのか全く分からず、技術と名前が自分の中で関連付くまで少し時間が掛かりました。。

こう考えると、パデルを初めてやる人がバンデッハだのチキータだのバハダ・デ・パレッドだのと言われても、目が点になってしまう気持ちよく分かります 笑


さてバドミントンの本を読んでいく中で、パデルと大きく違うところとかなり近いところがありました。

一番違うのは技術。

バドミントンのラケットは90〜120g前後のものがほとんどで、一方パデルのラケットは340〜380g前後がほとんどです。

ちなみにスカッシュは100〜140g前後で、テニスは280〜330g前後です。

お分かりの方もいるかもしれませんが、いろいろ技術的な要素がある中で最も違いが現れるのは「リストワーク」です。

当然のことながらラケット重量が軽い競技のほうが手首を使いやすく(効かせやすく)、重いほうが使いにくくなります。

また、他競技に移行する場合もこのラケット重量が近い競技同士のほうがうまくいきやすい。

ということは、

バドミントン⇄スカッシュ
テニス⇄パデル

バドミントンからスカッシュに移行して強くなった選手の話も聞いたことがありますし、もちろんテニスからパデルというのはよく聞きます。

このラケット重量という視点から考えると、似ている部分があるとはいえ、技術やボールを打つ感覚に関して「スカッシュ→パデル」「バドミントン→パデル」というのは、「テニス→パデル」に比べるとかなり違いがあると思います。

「スイングの速度」がより求められるのか、それよりも「ラケットワークの再現性」が求められるのか。

技術と戦術は密接に関係し合っているので、安易に他競技の要素を取り入れるのは危険ですが、それでもこの本から参考になる箇所が沢山ありました。(どっちやねん!というツッコミが聞こえてきそうです 笑)


* 対人競技であること。相手のショットやコースを予測し、逆に自分は相手に読まれないショットやコースを打つよう心がける。それには読まれにくいフォーム、ラケットワーク、フェイントなどが大切。

* 他のラケット競技に比べて打つ打点が多い。

* ラケット競技の中でもフェイントが多い。ラケットワーク、フォーム、ボディアクション、時間差、それらの複合と5つのフェイントをマスターする。フェイントは相手のフットワークやリズムを崩す高度な技術。

* ゲームの得失点の8割から9割はどちらかのミス。ミスの競い合いという意識を強く持って練習する。

* サービスに変化や威力がない。エースが狙えない。コントロールを磨くことがサービスの唯一の努力目標。

* テニスや卓球よりラリーが立体的。



これらの要素はそのままパデルに当てはめて考えても差し支えないと思います。

やればやるほど奥が深いスポーツ、パデル。

¡Animo!

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