日本パデルアカデミー

「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

カテゴリ: 私見

パデル テニス スカッシュ スペイン コーチ
先週行われていたニコとマキシのコーチング巡業の最終日、京都駅で2人から思いもかけないプレゼントをもらいました。

マキシからは自身の契約メーカーのK-Swissのキャップ。

そしてニコからはなんとWorld Padel Championshipでアルゼンチン代表が着ているシャツをいただいてしまいました。
パデル テニス スカッシュ スペイン アルゼンチン
パデル テニス スカッシュ スペイン アルゼンチン

どれぐらい価値があるものか、下の写真
を見てもらえたら分かると思います。 

軽々しくJITTERIN'JINNで替え歌にして歌っていいレベルではありません。
 
パデル テニス スカッシュ スペイン アルゼンチン
パデル テニス スカッシュ スペイン アルゼンチン
ニコと会うのはこれで3回目ですが、初めてプレゼントをもらいました。

そして初めてのプレゼントが私にとって大変重たいものでした。

私のパデルが少しだけまともになってきたこと、日本代表に選ばれたこと、来週オーストラリアで行われる予選に勝てば、10月にパラグアイで行われる本戦でアルゼンチン代表と当たれるかもしれないこと。

そんな色々な意味を込めてニコは私にシャツをくれたのかなと勝手に想像しています。

来週の今頃はオーストラリアで予選を戦っています。

なんとしても予選を勝って、ニコやアルゼンチン代表が待っているパラグアイに行きたい気持ちが強くなりました。
 
私の気持ちを奮い立たせてくれるとても大事なシャツになりました。

 Gracias,Nico.

パデル テニス スカッシュ スペイン コーチ

先日、あるグループの方々のレッスンをする機会があった。

事前の情報では定期的にコートを取ってパデルをされているとのことで、どんな内容にするか考えていたところ、「ゲームとかはやってるんですけど、ちゃんとしたやり方とかは知らないのでそれを教えてもらいたい」ということで、よく見かけるテニスのミニチュア版のような形でプレーされてるのかと思いきや、ふたを開けてみたら想像以上だった。

壁を使っていないのはもちろん、ラケットワークやポジションなどもパデルのそれとは程遠い。

教わっていないのだから当然なのだが、レッスン中ある方の「私たちパデル歴1年になるけど何にも知らないままやってたんだねー」という一言を聞いたとき、身近に指導者の存在があることや、身近にパデルが学べる施設があるというのは、パデルを(正しく)普及させるという意味で重要だとこのとき再認識させられた。


さて、今回のタイトル「三足のわらじ」を履かなければいけないのは誰か。

それは指導者である。

一般愛好家は「パデルが出来る」という一足のわらじが履ければ良い。

選手は「パデルが出来る」「パデルを知っている」という二足のわらじを履けることが必要。

指導者は「パデルが出来る」「パデルを知っている」「パデルを伝えることが出来る」という三足のわらじを履くことが求められる。

出来るけど知らない
知ってるけど出来ない
知ってるし伝えることも出来るけど、自分では出来ない

こういう人はスポーツの世界でよくいる。

最後の典型はプロ野球観てヤジを言ってるオジサン 笑

「じゃあお前がやってみろ」というあれです。

ゴルフの石川遼選手のように、その競技経験がない親がコーチをして選手が育つ場合もありますが、やはりあれは「親子」という特殊なケースで、一般的な「コーチと選手(生徒)」の場合はある程度指導者はその競技が出来なければならない。

オリンピックなど最高峰のレベルまで行けば別ですが、その競技の初期の段階で指導者自身が出来ないことをやれと言われても、指導を受ける側としてはそれをなかなか素直には取り組めない。

逆に指導者自身が上手に出来ても、伝え方が「スーっと来たのをバーンって打つ感じ」では多くの人は理解出来ない。

「パデルが上手に出来る」だけでも十分努力を要するし、「パデルを知る」にはそれなりの研究が必要で、「パデルを伝える」には伝えるための勉強が必要です。

今回のレッスンを通して、

良い指導者を養成する

その指導者が良い指導を行なう

その指導を受けた選手や愛好家の方が草の根レベルで他の人に伝える

という正の連鎖をちゃんと起こす必要があると感じました。

こればかりは特効薬的なものはないので根本から地道にやっていくしかない。

でないとパデルの魅力や楽しさが多くの人に伝わらず、多くの方が「ぎりぎりルールは知っている」というだけの状態でプレーすることになり兼ねず、それでは「またプレーしたい」と思う人がなかなか増えない。

「プレー人口」「施設」「指導者」というのは同時進行で増加していく必要があり、その歯車がうまく噛み合ったとき、スターを取ったときのマリオぐらいの疾走感でパデルが世の中を駆け抜けていくことと思います。
 

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スポーツは大きく分けて瞬発力系競技、筋持久力系競技、神経系競技と大別される。

瞬発力系に代表される競技といえば重量挙げや短距離走、筋持久力系に代表される競技といえば長距離走やトライアスロン、神経系に代表される競技といえば射撃やアーチェリーなどがある。

テニスやサッカーなどの球技は瞬発的に速く動く要素も多いが、試合時間が1~2時間を超える場合も多いため持久系の要素もある。

パデルはどうか。

その前に、先ほどは書かなかったがテニスには繊細なラケットワークや身のこなしが必要とされる技術も多数あるため、神経系の要素もある。

パデルに話を戻す。

パデルもテニスと同様この三つの要素があるが、テニスに比べると筋持久力系と神経系が占めるウェイトがより多いように思う。

この二つの中でも神経系はより重要だと思っている。

神経系を言い換えるなら「感覚」といったところだろうか。

テニスでもパデルでも「身体の使い方が上手い」「タッチが柔らかい」と評される選手がいる。

例えばこんな選手たち。



 



 





こういったプレーをするには、様々テクニックを覚える過程で「遊び」の要素を取り入れながら練習すること、こういったイマジネーションをかき立てられるようなプレーを「観る」こと、更に言えばSAQトレーニング、コーディネーショントレーニング、ハンドアイコーディネーショントレーニングなどが必要である。

パデルはテニスに比べるとパワー(筋力×スピード)が求められる場面が少ない一方で、イレギュラーや速いボールへの対応がテニスより多くなる。

となると、身体(や手先やラケット)を自在に操ることが出来たり、反射能力やハンドアイコーディネーション能力が高いほうが有利で、それらが可能となるような練習やトレーニングにより多くの時間を割いたほうがコート上でのパフォーマンスアップにつながるのではないかと思っている。

最初に挙げた神経系の競技で活躍している選手の中には、比較的年齢が上の選手やふくよかな体格の選手が少なくないが、パデルでもそういった選手が世界レベルで多数活躍している。

もちろんこれ以外の要素も多々あるが、こういった事実もパデルがパワー以外の要素が占めるウェイトが高い競技である証拠なのではないだろうか。

もちろん基礎体力を向上させてからの話にはなるが、こういった違いも考慮して練習やトレーニングに取り組んでみてはいかがだろうか。

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