日本パデルアカデミー

「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

カテゴリ: ペア

パデル コート 東京

パデルにおいてどんなペアと組むかは重要な問題である。

今まで聞いてきた中で比較的多いのは、

「ミスが少ない人と組みたい」
 「壁が使える人と組みたい」
「決めてくれる人と組みたい」

まあこんな人いたらまず私が組みたい笑

壁が使えるというのは、「使える使えない」ということではなく、本来パデルにおいては「使えなければならない」。

ただ勘違いして欲しくないのは、「使える」ということと「得意」ということは違うということ。

使えるようになったほうがいいが、得意なことにまでする必要はないということ。

となると残りは「ミスが少ない人」と「決めれる人」。

ミスが少なくて決めれるAさん
ミスが少なくて決めれないBさん
ミスが多くて決めれるCさん
ミスが多くて決めれないDさん

皆さんはこの四人の中のどの人と組みたいですか。

1位と4位は簡単ですね。

Aさんが1位でDさんが4位です。

問題は2位をどちらにするか。

僕は即答でBさんと答えます。

なぜならパデルは「一発逆転」がないスポーツだからです。

ただ人によっては自分が決めれないタイプなので、多少ミスが多くても決めてくれる人のほうがいいという人もいると思います。

パデルはペアで試合を行うスポーツですので、2人が相互依存出来るようなペアの作り方は悪くないと思います。

特に右利き同士のペアだとこういった役割分担が比較的はっきりしています。 通常右利き同士がペアを組む場合、デュースサイドのプレーヤーにはオールラウンドなプレーが求められます。

キャプテン翼で言えば岬くん。

そしてアドバンテージサイドにはこのオールラウンドなプレーにプラスして良いスマッシュが打てることと、フィジカルが強いこと、クレバーなことなどが求められます。

キャプテン翼で言えば翼くん。

三杉くんはフィジカル、日向くんはクレバーの部分で少し疑問符がついてしまいます。

一方右利きと左利きが組んだ場合、基本的には2人共が翼くんを目指さなければなりません。

もちろん右利き同士で組むデュースサイドのプレーヤーもこれを目指しても全く構いませんが、どちらかというと右利き同士のデュースサイドのプレーヤーには「より高い安定感と精度」のあるプレーがアドサイドのプレーヤーよりも求められます。

そのほうがまずはペアとして総合力が上がります。

その上に攻撃的なプレーを積み上げていけば言うことなしです。

現在WPTで急遽組むことになっているlamperti・moyanoペアのlampertiは元々アドサイドのプレーヤーで、moyanoと組むときはデュースサイドに入ってプレーをしていることも多々あります。

この組み合わせは単純に考えれば右利き同士の最強ペアなのではないかと思いますが、そこまで勝てていないことを考えるとパデル(のペアリング)はそう単純なものでもないようです。

私は幸か不幸か左利きですので、必然的にデュースサイドで翼くんを目指さなければいけませんが、もし自分が右利きだったらまず間違いなく岬くんを目指します。

岬くんになるだけでも大変なのに、翼くんになるなんて並大抵の努力では到達出来ない気がします。

現在の日本のパデルプレーヤーはアドサイドを選択することが多いですが、「そっちの山はとてつもなく高い山ですよ〜」と心の中では余計な心配をしています。

デュースサイドがとてもやりづらいとか、そもそもその高い山をあえて目指してるとかであれば余計なお世話ですが、私が予想するにおそらくアドサイドのほうが「フォアでたくさん打てるから」という理由で選んでいるような気がします。

「まだどちらが良いとか分からない」という方が多いと思いますが、少しづつこういったことも考慮しながら自分のサイドを決めてみてください。


最後にすべてのパデルプレーヤーに必要な要素が一つ。

日向くんのタイガーショットを「顔面ブロック」しにいく石崎くんのような「気持ち」を持つことを忘れずに。

 
石崎くん 顔面ブロック パデル

パデルコートレッスン コーチ

 以前テニスのインカレプレーヤーとパデルをしたと記事に書いたが、ふと思い出したことの中に意外とパデルでは重要かもしれないということを思い出したので書いてみる。

以前からパデルをしていて、「テニスのダブルスをしてるときと何かが違うんだよなー」と何か引っかかるものがあったのだが、この日インカレの彼らとプレーしていて分かったことがあったので幾つか挙げてみる。

一つ目は「ペアとのタッチ」である。

いつするか、という問題以外に、どちらの手でするか、手のひらを上にするか下にするか、自分からタッチしにいくか受けるか、どこにタッチするか、どれぐらいの強さでタッチするか、どんな声掛けをしながら行うかなど、そんな細かいことをと思うかもしれないが、ダブルスを比較的真剣にしてきた方なら理解してもらえると思うし、またパデルの教本の中の「ペアについて」の項目の中に、コミュニケーションの取り方について細かい記述があることからも、テニス同様パデルでも無視してはいけない部分だと私は思っている。

同じ人と何回も組んでいけばお互いのタイミングが分かるので気にならなくなると思うが、何回組んでもこれがなかなか噛み合わない人とはペアを組んでもおそらくうまくいかないように思う。

この逆で、初めて組んでもタッチの呼吸が合う人もいれば全く合わない人もいる。

この日一緒にプレーしたインカレプレーヤー二人とは初めてのプレーだったが、二人共タッチのタイミングといい、力強さといい、とても気持ちの良いものだった。

ダブルス競技というのはお互いにペアが良いプレーが出来るよう、良い意味で気を遣う。

おそらく彼らはそういったプレーとは直接関係ないところでペアを盛り上げる方法を、高いレベルに行くにつれ無意識的にしろ意識的にしろ出来るようになっていったのだと思う。

こんなことは普段あまり気にしないかもしれないが、このタッチがぴったりしっくり来る人がいたら、離さないほうがいいかもしれない。

ダブルスに真剣に取り組んでいた人がパデルに移行してきた場合、この点でもアドバンテージがあると言える。

パデルコートレッスン コーチ

簡単に言ってはいけない」に書いたが、パデルもテニス同様プレーする前にいろいろと考えなければいけない。

簡単に言えば、「どうやったらパデルというスポーツは勝ちやすいのか」ということを考えるわけだが、テニスのシングルスの場合はそれを考え抜いたあと、実行に移すだけでよい。(といってもこれだけでも十分大変だが)

だがパデル(やテニスのダブルス)の場合、それらを考え抜いたあと、その考え抜いた事柄をペアに理解してもらい、またペアのそれも理解しなければならない。

大げさな言い方になるかもしれないが、もしかしたらパデルプレーヤーには人間力が求められるのではないか。

ATPのダブルスの世界を見ても、ワールドパデルツアーで活躍している選手の年齢を見ても、比較的ベテランと呼ばれる年齢の選手が多いということは、この仮説もあながち間違っていないのではないかという気もする。(身体的な負担ということも十分考えられる 笑)

一般的に若いときほど自己中心的で、年齢が上がれば上がるほど他者への配慮が出来るようになる。

瀬戸内寂聴レベルまで行きたいと思えば、自分のことは置いておいて他者理解に邁進出来るかと思うが、パデルに関してはそれだけではいけない。

自分も活かし、相手も活かさなければならないからだ。

自分の短所を少なくする努力はしなければならないが、長所までを消す必要はない。

例えばそこそこ良いレマテを打てる人が、

「私のレマテなんてあなたのレマテに比べたらまだまだだから、グロボが上がってきたら全部お願いね」

と考え、グロボの処理を全部ペアにお願いしたとしたらどうでしょう。

相手ペアがそれに気づいたらどうでしょう。

逆もまた然りで、このペアが、

「お前のレマテより俺のレマテのほうが良いから、グロボが上がってきたら余計なことしないで俺に全部任せろ」 

としたらどうでしょう。

じゃあお前一人でやれよ、と心の中でツッコミを入れますよね。

もちろん二人で話し合って、この選択のほうが多くポイントが取れると判断したならこれは全然間違ってはいない。

「自分を活かし相手も活かす」ということは、

自分を客観視出来る
相手を客観視出来る
コミュニケーションを通じて物事を高めていくことが出来る

これらが必要です。

この3つってビジネスの世界でも求められる能力ですよね。

週末にスポーツを楽しみながら、知らない間にビジネススキルも獲得出来る、こんな一石二鳥のスポーツはパデル以外にはないのではないでしょうか。

仕事で行き詰まっているビジネスパーソンの方々、パデルコートにヒントが転がっているかもしれませんよ。


・・・ちょっと強引か⁈(笑) 
 

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