日本パデルアカデミー

テニスとスカッシュのハイブリットスポーツ、パデル。 パデルは40年ほど前にスペインで生まれたスポーツで、欧州や南米を中心に親しまれており、本場スペインではテニス人口を上回る競技人口をもつ人気スポーツとなっています。 「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

タグ:スペイン

パデル アジアカップ FIP125 
3月24~31日にかけて「パデル&フットサル 晴れのち晴れ」にて開催されていた、第1回Nexus Cup選手権(FIP125)で、清立商工所属のAsier選手と組んで優勝することが出来ました。

Asier,gracias.
Somos un equipo.Buenos tiempos y malos tiempos.
El siguiente es todo Japón!

アシエルには、「初恋の人が運命の人だった」ような感覚があります 笑

これからもよろしくね。
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
今回のNexus cup(FIP125)は第三回パデルアジアカップと同時開催で、カタール・インド・タイ・中国・オーストラリア・日本のパデルプレーヤーが一堂に集まるトーナメントで、日本で初なのはもちろん、アジア圏で開催されるのも初です。
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
オーストラリアの選手とは去年のアジア予選でプレーしていますし、海外の選手と対戦するのも経験がないわけではないので特別意識することはなかったですが、私が最も信頼しているパートナーと組んで海外の選手と対戦したときにどういった試合になるのか、あまり明確に想像は出来ていませんでした。

でも内容もある程度は満足出来るものでしたし、優勝という最高の結果で終えることが出来、今は素直にとても嬉しいです。
パデル アジアカップ FIP125 
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
FIPとは国際パデル連盟の略称で、FIP125とは国際パデル連盟公認の国際大会です。

FIP100、FIP125、FIP250、FIP500、FIP1000、FIP1000+とあり、数字が大きくなるほど大会のグレードが上がっていき獲得ポイントも賞金も多くなります。

今回は本戦24ドローで開催され、そのうち13ペアが海外からのエントリーという、立派な国際大会です。

予選はもちろん、本戦も国内で開催されているJPT(国内公式戦)とはまた違った雰囲気のなか試合が行われていました。

個人的にはあのピリピリした感じが好きです。

今大会のベストマッチの呼び声高い(自分で勝手に思っていますw)、準決勝進出をかけたカタールペアvs第二シードのオーストラリアペアの試合は、観戦有料にしてもいいぐらい良い試合でした。

「アジアパデル界の交流の場」とは程遠い、国を代表して来ている選手としてのプライドとプライドがぶつかり合う、「戦いの場」でした。

ちょっと大げさかもしれませんが本当にそう思いました。

それから中国の選手が上手だったことや、インドの選手がこの三日間で明らかに上達していくのが見て取れたことも驚きでした。
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
海外の選手を見ていて勉強になるのは、オンコートとオフコートをきっちり分けられている選手が多いこと。

「殺し屋」と「紳士」の出し入れが自然に上手に出来る選手が多い。

それから、良いプレーをすると敵味方関係なく称賛の声を掛けること。

私も試合後、

「お前はクレーバーなパデルをする」
「お前はとてもスマートにプレーする」
「お前はどうやったらミスするんだ?教えてくれ」

的な言葉を掛けられました。

気持ちの入った試合に負けた直後にこういった言葉を相手に掛けられるというのはそんな簡単に出来ることではない。

僕は3週間後ぐらいなら出来るかな 笑

と同時にそういったプレーを目指しているし、そういった印象を相手に与えたいと思っているのでそういった意味でも嬉しい。
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
そして面白いのは、自分より強いと認識した選手に対して積極的にアプローチすること。

悪く言えば手の平を返すのが早い 笑

「俺たちが最強ペアだから練習しないか?」
「オーストラリアには次いつ来るんだ?」

これはスペインに行ったときも感じました。

とても分かりやすいので個人的にはこれは嫌いじゃない。

サッカーの世界などでよく聞く、チームメイトに認められるまではパスが全然回ってこないけど、一度認められると自分にパスが回ってくるようになるあれと近い感覚かもしれません。
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
今回優勝出来たことで、アジアの中では上位のほうにいることが分かりました。

去年から取り組んできたいくつかのことが実ってきていることも分かり、これは自信になりました。

ですがまだ足りないところ、もっと伸ばしたいところも見つかりました。(英語力は言うまでもないw)
パデル アジアカップ FIP125 
今年は国内でFIP250も開催される予定です。

ヨーロッパや南米から強い選手がエントリーする可能性もゼロではありません。

そのときに良い試合が出来るよう、これからも少しずつ実力を積み上げていきたいと思います。


最後になりますが、前例がないなかこのような素晴らしい国際大会を企画・運営していただいた日本パデル協会スタッフ並びにボランティアスタッフの皆様、トーナメントディレクターの平田さん、そして協賛企業のダンロップ様、HEAD様、SUNTORY様、国内外の選手及び関係者の皆さん、コンディショニングトレーナーの方々、BBQ職人&焼き師の皆さん、ブースを出展していただいた各ラケットメーカーの皆さん、野菜職人、写真&配信職人の皆さん、チパデラーの皆さん、おもてなし担当の皆さん、現地&Live配信で応援していただいた皆さん、そして冠スポンサーでもあるNexusのスポーツ事業部のみんな。
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
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パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
パデル アジアカップ FIP125 
これからに向けて新たな活力となる大会となりました!

大変貴重な経験をさせていただきました!!

本当にありがとうございました!!!
パデル アジアカップ FIP125 

パデル アジアカップ FIP125 
そして勝って兜の緒を締めよ!!

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
松岡修造さんはテニスには「楽しむテニス」と「世界を目指すテニス」の二種類があるとよくおっしゃっています。

楽しむテニスでは問われないけど、世界を目指すテニスでは問われることがあると言います。

先日の引退会見でイチロー選手は、

「18、19歳の頃は1軍に行ったり、2軍に行ったり。そういう状態でやっている野球は結構楽しかった。94年、仰木監督と出会って、レギュラーで初めて使っていただいて、この年まででした、楽しかったのは。その頃から急に番付を一気に上げられて、それはしんどかった。やはり力以上の評価をされるのは、とても苦しい。そこから純粋に楽しいということは、もちろんやりがいがあって、達成感を味わうこと、満足感を味わうことはたくさんあった。しかし、楽しいかというと、それとは違う」

と言っていました。

テニスや野球のようなメジャースポーツではない場合はどうか。

セパタクローという「先輩」の言葉です。

セパタクローは日本ではまだメジャースポーツとは言えませんが、東南アジアではメジャースポーツだそうで、パデルも日本ではまだまだですが、ヨーロッパや南米ではメジャースポーツ。

共通点がありそうです。

「日本代表になりたい……」セパタクローに転向「それぞれの理由」 日の丸を背負って見えた風景とは?

「試合の結果だけでなくそれまでのプロセスや、その試合で勝利する一瞬のために積み上げてきたものがあって、それを試合で表現することで、その姿にお客さんが共感したり自分を重ねて感動させられることができると思っています。(中略)トップクラスのプレーをし続けることが日本代表の役割だと思っています。見ていてすごいな、かっこいいなと思ってもらえるために良いプレーをし続けること。それだけではなく代表選手はそのスポーツ自体の普及のために自分たちで発信することを率先してやるべき立場だと思います。また競技のトップ選手になるので、プレーもさることながら人間としての立ち振る舞いも見られてくるので人としても成熟し、その姿も人に見せて行きたいと思います」
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
プロセスも必要
結果が大事
良いプレーをすることは当たり前
普及のために自ら発信
成熟した人間であること


これらのことが「日本代表」には求められるとセパタクロー先輩は言っています。

こうなってくると「楽しむ」という次元ではなくなってくるように思います。

パデル女子日本代表監督の玉井さんも、「エンジョイパデルではよくても、日本代表のパデルではよくないことがある」とおっしゃっていました。


よく様々な競技の日本代表の選手が、

「今度の試合は楽しみたいと思います」

というような発言を会見等でしているのを耳にしたことがありますが、先ほど挙げた「プロセスも必要・結果が大事・良いプレーをすることは当たり前」を踏まえたうえで楽しむと言っているのですから、それまでに積み重ねてきているものが垣間見えます。

結果を出すことだけでいっぱいいっぱいになりそうなところで、楽しみたいと言える選手に私もいつかなりたい。


長くなりましたが、日本代表になるということは「失うものがあるから手に入れるものがある」ということです。

28年前のちょうど今日発売されたリンドバーグの名曲、GLORY DAYSの歌詞の意味がやっと分かりました。

パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
「あの選手上手い(巧い)よね」


パデルに限らず様々なスポーツでこのセリフはよく聞く。

だが、この場合の「上手い」は、人によって何を指しているのか異なる場合がある。

技術(スキル)を指している場合もあれば配球などの戦術を指している場合もあり、人によってはプレー全体を見て“なんとなく”上手いと感じている場合もある。

だがスポーツ科学の世界では「上手い」の定義は決まっていて、

環境(状況)把握予測能力
正確さ
素早さ

この3つの要素に長けている人のことを上手いと呼ぶそう。

この3つに優劣はなく、どれが欠けてもダメで、パデルではこの中でも特に「正確さ」の重要度が高いような気がしている。

ここでいう正確さとは、いわゆる「(ボール)コントロール」のことではない。

ここでの正確さとは、

グレーディング能力
タイミング能力
スペーシング(ポジショニング)能力

これらの要素が「正確」であるかということ。

ある本の中に、

「人間は適切な力を予測してから運動を起こす。この調整は、それまでの経験を基にした状況把握能力の予測が強く関わっている。そして一度筋力を発揮したら、筋からの情報を確認しながらグレーディング、タイミング、スペーシングを再調整し、巧みな動作を再構築していく。そしてその動作を繰り返し練習することによって予測、正確さ、素早さの精度を上げていく」

とある。
パデル テニス スカッシュ 大井町 スポル
ここで興味深いのが、予測が2種類あること。

平たく言ってしまえば戦術的な予測と技術的な予測とがあり、どちらも「上手」にプレーする上で欠かせないものだということ。
 
これまたどちらかが長けていてもダメで、相関関係にあるということ。

 ではこれらの予測力を高めるにはどうしたらいいのか。

一つは上手なプレーヤーの試合を観ること。

プロの試合でも構わない。

そしてもう一つはやはりパデルコートでたくさん練習すること。

そうすることで予測するための「材料」がどんどん頭の中に蓄積されていく。


なんだ、結局練習するしかないのか
そっか、練習してれば身につくのか


どう捉えるかはあなた次第ですが、イチロー選手は引退会見でこう言っていました。

「少しずつ積み重ねていくこと。それでしか自分を超えていけないと思うんですよね。一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので。地道に進むしかない。進むというか、進むだけではないですね。後退もしながら、あるときは後退しかしない時期もあると思うので。でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく」

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