ご存知の方も多いかと思いますが、学習には5段階のレベルがあると言われています。
①自分が知らないということさえも知らないし分からない、そして出来ない状態
②それを知ってはいるが出来ない状態
③意識すれば出来るが、意識しないと出来ない状態
④意識しなくても出来る状態
⑤無意識に出来ることを人に教えられる状態
①自分が知らないということさえも知らないし分からない、そして出来ない状態
②それを知ってはいるが出来ない状態
③意識すれば出来るが、意識しないと出来ない状態
④意識しなくても出来る状態
⑤無意識に出来ることを人に教えられる状態
スポーツを例に、かなり大雑把に分けるとしたら①〜③は愛好家、④が選手、⑤が指導者といったところでしょうか。
自分が今どの段階にいるのか、客観的に自分のことを把握しておくというのは、上達するうえでは絶対に欠かすことの出来ない要素です。
私にもまだまだ②や③の部分がたくさんあり、①の部分もかなりあると思います。
知っている、分かっている部分に関しては少しでも早く④の段階に、そして最終的に⑤の段階へと持っていきたい。
(上手くなりたいと思っている)愛好家にとってのゴールは④だが、指導者にとってのゴールは当然だが⑤である。
選手と指導者の「二足の草鞋を履く」ということがいかに大変かが分かる。
指導者はある程度のレベルまで自分の技術やプレーを高めることが必須で、そこからさらにもう一山超えなければいけないからだ。
私個人のことで言えば、油断するとすぐ脱げてしまいますが、脱げないようにそーっと歩きながらなんとか二足の草鞋を履こうとしているところです。
アトランタ五輪での有森裕子の気持ちがよく分かります笑

ダイエットをしようとトレーナーの元を訪れたら、トレーナーがぽっちゃりしていた
料理教室に通ったら、先生がレシピ本を見ながら作っていた
こういった指導者の言うことを素直に聞くのは難しい。
あなたは今どこにいますか。
どこに行こうとしていますか。