日本パデルアカデミー

テニスとスカッシュのハイブリットスポーツ、パデル。 パデルは40年ほど前にスペインで生まれたスポーツで、欧州や南米を中心に親しまれており、本場スペインではテニス人口を上回る競技人口をもつ人気スポーツとなっています。 「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

タグ:パデル日本代表

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私はテニスの頃から、上達のための第一歩は、

「知らないということすら知らない」状態から、「知らないことを知っている」状態に変わること

自分を知ること


から第一歩が始まると思っています。

ただこの一歩目というのが想像以上に重く、また苦しい。

それを知ったとき、これまでの自分が崩れていくようにも感じ、恐怖すら感じることもあります。


これまで色々な方を見てきた中で、これらをざっくり数字化すると、

①自分自身で気づく人・・・・・10%
②誰かに言われて気づく人・・・20%
③言われても気づかない人・・・50%
④気づこうとしない人・・・・・30%

といった印象があります。

平たく言えば「自分を客観視できるかどうか」ということで、一般的には年齢が上がれば上がるほど、人生経験を積み重ねていけばいくほどできそうなものですが、現実にはそうではありません。

テニスに限っていえば、小学生の子でも、自分のプレーをしっかり客観的に捉えられている子もいましたし、逆にいい年齢の大人の方で「ファーストサーブは全部ノータッチエースを取ろうと思っている」というような方もいました。

コーチ経験が浅い頃は、「スクールに来ているからには上達するためのアドバイスや、勝てない理由を知りたいのだろう」と思い、良かれと思ってそれらを伝えたところ、少し落ち込んだ表情になりその場を後にされるという経験を何度かしました。

若い頃はスクールにいらっしゃる誰しもが②のタイプの人だと思っていましたが、それが大きな間違いでした。

②に当てはまるような方はむしろ少数派だったのです。(そもそも上達したいという思いがそれほど強くない方のほうが多数派です)

そして④に当てはまる人の中には、「自分では薄々気づいているけど、それを自分で認めたくない人」というのも含まれています。

特に自分から「何かに気づこう」と思っていない人は、本来であればスクールに来ないはずです。

だがこれまた不思議なことに、そういった方がスクールにいらっしゃることは少なくありません。

となると何を求めてそういった方はスクールにいらっしゃるかというと、そういった方というのは、自分が認識している良い部分を褒めて欲しいんですね。(もちろん他にも理由があるのは百も承知です)

自分に足りない部分も知りたいは知りたいが、それよりも「私の〇〇すごいでしょー褒めて褒めてー」といった心境かと思います。

もし私がそのような方のコーチだとして、私から見てもその〇〇が素晴らしく、積極的に試合でも使うべきだと感じているのに、その選手が試合であまり使っていなかったとしたら、「あなたの〇〇は素晴らしい。あなたの〇〇を相手は脅威に感じている。だからもっと試合中〇〇を使うべきだ」と伝えます。
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サービス業という視点で捉えれば、望むものを提供するべきですが、(選手)育成といった教育業的な側面から捉えると、そればかりというわけにはいきません。

「〇〇が出来ないから負けるんですよ」
「〇〇を知らないから勝てないんですよ」

こういった(短期的に見れば)ネガティブな情報を伝えなければいけない場面が遅かれ早かれ必ず出てきます。

(サービス業として)コーチ業をする場合、この受け手側の(本当に)望むものを慎重に見極める必要があります。

「コーチ、試合で勝てるようになりたいんです!」

この言葉に、

「そうはいっても地味なこと、つまんないこと、やなこと、今までやったことないこと、苦手なこと、知らないこと、おもしろくないことはやらずに、自分の好きなこと、楽しいこと、得意なことだけやって勝ちたいなー」

という思いが内包されている人が少なくないからです。

ここをしっかり見極められるようになるには、コーチとしての経験を積む必要があります。

また、受け手側がスクールやコーチから最大限上達のエッセンスを享受しようと思ったら、自分の本心はどうなのかを認識しておく必要があります。

でないと、

「ただ気持ち良くなりたいだけなのに、ダメ出しばっかされて最悪ー」
「自分に足りないところを指摘して欲しいのに、出来てるとこ褒められるだけでつまんない」

といったすれ違いが起きます。

自分はどうなのか、一度自問自答してみてはいかがでしょうか。

私はデパートの1階の化粧品売り場と、6階の紳士服売り場を歩く度にいつもこれらのことが頭の中を過ります。

ちなみに今、私が知っているけど知らないことにしたいことは、自分の年齢です(笑)

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「何かをやりたい」
「何かになりたい」

パデルを始めてからこれまで、この人は私と同じできっとパデルをやりたい人なんだと思っていた人が何人かいるが、実は「(パデルを通して)何かになりたい人」だったことが分かったとき、毎回少しだけ寂しい気持ちになる。

私はパデルをやりたい。
高いレベルでパデルがやりたい。
高いレベルのパデルと接していたい。

テニスの頃から「やりたいことが仕事になっているというのは幸せだよ」とずっと言われ続けてきた。

若い頃は「そういうあなたもそうすればいいのになぜ?」と、今となっては恥ずかしいくらいに純粋にそう思っていた。

だから先ほどの言葉を言われても取り立てて嬉しくもなかった。

だが、

なりたいものはあるがやりたいことはない
やりたいことが(わから)ない

これまでいろいろと周りを見てきて、こういう人もいる、いやこういう人のほうが多いことに気づくと、小さい頃から今現在のパデルまで、その都度その都度夢中でやりたいと思えるものに出会えた私は本当に幸せだと思うと同時に、それを支えてくれた、そして今支えてくれている周りに感謝感激西城秀樹という気持ちでいっぱいになる。

やりたいことがある、やりたいことができている、この環境に感謝しつつ前進していきたい。

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一昨日から日本での練習を再開しました。

約三週間、スペインでcompetitionとしてのパデルに接していたので、久々の日本での練習はいろいろな意味での驚きがありました。

スペインで練習していたときは、意識的に自分のプレーの引き出しを増やそうと努力していた。

普段やっていない技術や戦術、動きを常に「意識して」プレーしなければならないので、当然ストレスが溜まる。(身体的にもストレスがかかる)

向こうではコーチや練習相手の言葉、視線、態度などといった直接的なプレッシャーもあれば、非言語な部分のプレッシャーもある。

でもそれに打ち克つことで自分の引き出しが増えるのならと、慣れないことを何度も反復した。

それに、そうしないと向こうでは対等に戦えないため、それは必然的だとも言える。

そういう意味では、向こうは「環境と相手」が自分を引き上げてくれる可能性が十分にある。


環境も変えない、相手も変えない、でも自分を向上させる。

おじさん、また新たな楽しみが増えました。

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