日本パデルアカデミー

テニスとスカッシュのハイブリットスポーツ、パデル。 パデルは40年ほど前にスペインで生まれたスポーツで、欧州や南米を中心に親しまれており、本場スペインではテニス人口を上回る競技人口をもつ人気スポーツとなっています。 「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

タグ:打ち方

スペイン パデル padel コーチ レッスン

スペイン修行二日目。

この日もみっちり3時間半。

時差ボケも相まって、この日の午後はダウン。。

久しぶりに寝てる最中に右太ももと左ふくらはぎが攣りました。

ふくらはぎに関しては次の日歩くのにちょっと支障が出るほど笑 

こんなに自分の身体を追い込んだのは久しぶり。

この懐かしい感じを味わえただけでもスペインに来た甲斐がある。

写真は左からフリアン、アンヘル、ナチョ。

フリアンは今回初めて会ったが、優しい人柄が滲み出ている。

アンヘルとナチョは去年私が来ていたことを覚えてくれていた。

アンヘルもとても優しいナイスガイで、ナチョは去年ルーカスの誕生日パーティーでマキシ特製のチョリパンを一緒に食べたとき、「 delicioso」を私に教えたことを覚えてくれていたナイスガイ。

 去年スペインに来て早々、ルーカス・ナチョ組(コーチペア)vsヴェロニカ・バレリア組(ワールドパデルツアー現役選手)の練習試合をそばで見たとき度肝を抜かれた。

これか、これがパデルなのか。。。それまで私が抱いていたパデル像は一掃されました。

ディフェンス時の懐の深さやタメだったり、守備から攻撃に代わるときの芸術的な店舗の切り替わりだったり、スマッシュを打ったほうがしかめっ面で打たれたほうがしめしめ顔だったり。

これに少しでも近づきたい。
 

パデル バンデッハ レボテ 壁


以前この「テニスのグリップは任意、パデルのグリップは強制」という記事の中でグリップについて書いたが、その続きである。

テニスやスカッシュ同様、パデルもグリップ(の握り方)次第で出来ることや出来ないことが決まってくる。(このグリップの握り方というのは、道具の進化やルールの変更の影響を色濃く受ける)

分かりやすい例を挙げると、

テニスでウエスタン・グリップでドロップショットを打つことは出来ない 
パデルでウエスタングリップで壁際のボールを返すことは出来ない(これはスカッシュも同様)

他にもスタンスや身体の向き、テニスで言えば両手打ちか片手打ちかどうかなども出来ることと出来ないことと関連してくるが、一番大きなウェイトを占めるのはやはりグリップだ。

先ほどの例をちょっと考えてみてほしい。

ウエスタングリップでパデルをプレーしていた人がいたとする。

この人の他の特徴として、「身体が開き気味でボールをかなり前で捉える」というのがあったとする。

ここまで特徴が顕著だと、この選手を料理することは難しくない。

なぜなら、

ボールが飛んで来やすいコース(飛んで来ないコース)
相手が掛けやすい回転の種類(掛けにくい回転の種類)
攻撃的なタイプか守備的なタイプか
高い打点で打つのが得意か低い打点で打つのが得意か
壁際のボールに強いか弱いかetc・・

こういったことが大方分かってしまうからだ。

こういったことに「気づかない同士」の対戦であれば試合は白熱する。

お互い打つコースやプレーが「ワンパターン」なことに気づかないからだ。

だがどちらか片方のペアにこういったグリップや打ち方による「傾向」を理解しているプレーヤーがいた場合、一方的な試合展開となってしまう。

野球などで、例えばレフト方向に打つ特徴があるバッターと対戦するとき、守備陣が守るポジションを予めレフト寄りにしたりしているのを見たことがあると思うが、あれと同じである。

こういったことはいざ試合が始まってから気づいたり考えたりするものではなく、机の上で考えるものである。

「スポーツは考えるものではなくてやるもの」
「スポーツは身体で覚えるもの」
 
と思っている人は未だに多いが、「スポーツは学ぶもの」と捉えている人も少しづつ増えているのも事実である。

コートで一生懸命努力するのは悪いことではないが、その前に、

「コートでどんな努力を一生懸命したら上手になれるのか」
「コートでどんなことを考えたら試合に勝てるのか」

ということを考えることが、我々一般社会人には必要だと思う。
 

パデル バンデッハ 壁 打ち方

絶世の美女が「お綺麗ですね」と言われときに、「とんでもない、私なんて全然綺麗じゃないですよ」と答えていたらどう思いますか。

ブサイクな男性が、「キムタクなんて全然カッコよくないじゃん」と言っているのを聞いたらあなたはどう感じますか。

どちらも鼻につきますよね。

こういった「鼻につく」発言をする人達に共通していることが一つあります。

それは「自分で自分を分かっていない」ということです。

前者の美女は自分のことを卑下し過ぎていて、後者のブサイクは尊大です。

だから周りの人がこういった発言を聞いていて鼻につくのです。

「自分を知る」というのは、人生において自身を成長させていく上で欠かせませんが、パデルでも上達しようと思ったらこの「自分を知る」という作業は欠かせません。

「上手いですね」と言われたときに上手い人が言う、

「わたしなんて全然上手くないですよー」

や、

下手な人が周りの下手な人を指して言う、

「あいつ下手じゃね?」

といった鼻につくセリフを聞いたことがある人は少なくないと思います。

まあ前者の部類に入る人はほとんどいませんが。。

私の知っている限りではほとんどの人が「本当の自分の実力より上」に見せようとします。

自分もバックボレーが苦手なくせに、人がバックボレーをミスすると「もっとこうしたほうがいいよ」的な発言をする人少なくないですよね。

「お前が言うな!」とつい心の中でツッコミたくなる人って必ずいます。

こういったことが言える人というのは、「自分がバックボレーが苦手こと」に気づいてないのです。

でなければこういったことは通常は言えません。

ここに自分で早く気づかないと上達が見込めませんし、だんだん自分の周りから人が離れていってしまいます。

パデルはダブルスしかありませんから、こういった人は一緒にペアを組んでくれる人がいなくなる可能性があります。

だからパデルでも、

「自分の現在のレベル」

「自分が今出来ること、出来ないこと」

というのを把握しておくというのは必須です。

ちなみに私がいちばんペアを組みたいなと思う相手は、学生の頃時々いた、

「お前けっこう可愛いな」

と言われたときに、

「もーやめてよー恥ずかしいじゃん!私より可愛い子もっといっぱいいるじゃん!・・でもありがと。」

と言うような、

「顔はクラスで1番てわけじゃないけどそれなりに可愛くて、しかも男子ともふつうに仲良くできるノリの良い女子」

みたいなタイプの人がいいです。

こういう子は自分のことを(無意識的かもしれませんが)おそらく分かっているはずです。

「クラスで1、2位を争うほどではないが、可愛いか可愛くないかで言えば可愛いほうの部類に自分は入っている」

ということを。


例えが飛躍し過ぎましたが、自身のパデルについて卑下し過ぎていないか、尊大になっていないか、時々チェックすることを忘れずに。
 

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