日本パデルアカデミー

テニスとスカッシュのハイブリットスポーツ、パデル。 パデルは40年ほど前にスペインで生まれたスポーツで、欧州や南米を中心に親しまれており、本場スペインではテニス人口を上回る競技人口をもつ人気スポーツとなっています。 「パデルが上手になりたい」という方のお役に立てれば幸いです。

タグ:PADEL

庄山 アシエル 東京 所沢 パデル

一昨日所沢フットサルパーク&パデルコートにて開催された「JPT 所沢大会 第3ステージ」で清立商工所属のAsier Gago Martinez選手と組んで、第1ステージに続き優勝することが出来ました。

¡Asier,muchas gracias! 

庄山 アシエル 東京 所沢 パデル

決勝のファーストセットはスペインで練習していたときに感じた、ヒリヒリするような心地よい緊張感の中とても楽しくパデルが出来ました。

試合終了後に握手する際、全員が「楽しかった、またやりましょう」と言っていたのを聞いて、スポーツっていいな、パデルっていいなと感じました。

庄山 アシエル 東京 所沢 パデル

前回も書いたかもしれませんが、今年の初めに日本パデル協会が国際パデル連盟に正式加盟し、5月からJPT(日本パデル協会公認大会)がスタートしました。

それからわずか半年で、日本パデル界の競技力向上には目を見張るものがあります。

JPTがスタートしたことと、日本人特有?の練習に対する勤勉さ、真面目さがプラスに働いているのだと思います。

でなければ平日の仕事終わりや貴重な休みの日を使って、2時間も三時間も練習する社会人は他国でも少ないのではないかと思っています。

もちろん楽しいから長くパデルコートに居てしまうというのもあると思いますが♪

パデルは「スポーツ史上最も急激に競技人口が伸びたスポーツ」と言われていますが、日本のパデルが「パデル史上最も急激に競技力が伸びた国」と言われるようになりたい。

約一年後に行なわれるWorld Padel Championshipで日本のパデルプレーヤーの力を見せたい。

そんな目標も与えてくれた日本パデル協会ならびに様々なパデル関係者に改めて感謝です。

次の大会は来年3月に行なわれる全日本パデル選手権。

良い成績を残せるよう、自分のパデルと向き合い修正・強化していきたいと思います。

庄山 アシエル 東京 所沢 パデル

パデル 東京 コーチ テニス DROPSHOT

ここ最近色々な場所で様々な方のパデルを垣間見ていますが、改めてまだまだ「壁ありき」でプレーをしている方が少ないことを感じます。

①テニスメインの人
②テニスとパデル半々の人
③パデルのみの人

当然ですが後者になればなるほど壁を使おうとします。

ここで悩ましいというか難しいのが、パデルのみの人が壁を使ったプレーをしても「テニス」の人に負けるということが多々あること。

パデルを始めたのが同時期でも、過去にテニスをしていた人とそうでない人と比べるとやはり現段階では差があります。

パデルの技術を「壁を使った技術」と「それ以外の技術」に分けたとして、テニスをしていた人の内訳としては「壁の技術2 それ以外の技術7」だとすると、テニスをしてこなかった人の内訳は「壁の技術4 それ以外の技術2」といったところでしょうか。

どうしても総合力で差が出てしまう。


先ほども言いましたが、「過去にテニスをしてなくてパデルを始めた人」がもっとも壁を積極的に(素直に)使おうとします。

素直に、と書いたのはパデルから始めた人というのは、元テニスプレーヤーのように「成功体験」や「得意なもの」というのがありません。

なので「壁を使って返しましょう」というと、「でも」「だって」ではなく、「はい!」というとても気持ちの良い返事が返ってきます 笑

(強い)テニスプレーヤーであれば、誰でも「自分の長所」を前面に押し出そうとします。

それは戦略の基本的な考え方でもあります。

ですからテニスプレーヤーがパデルコートで自分の目の前にボールが来たとき、自分の得意なストロークやボレーを打たず、レボテで返すということは「自分の短所」を出すことになります。

テニスで強かった選手であればあるほど、この「苦手を避け、長所を出す」というのは無意識に出来る。(無意識になるまで自分のテニスを考えてきている)

私も経験があるが、パデルを始めてまだ間もない頃は「よし、次からはレボテで返そう」と思っていても自分の頭の中に「壁を使わず打ち返しなさい!」というブザーが鳴る感じで、ついラケットを出してボレーやストロークをしてしまうということがしばらくありました。

そのあとに思うことは、

「でもこれでちゃんと返ってるならこれで良くない?」
「というかこっちのほうが点が取れるんじゃない?」

でした。

先ほどの②のあたりにいる人はこれに近いことを感じているのではないでしょうか。

幸か不幸かわかりませんが、これは「テニスの技術だけでは勝てない」と感じる相手が周りに多くなるまでは変わりません。

パデルをきちんと覚えたいという意思のある人であれば別ですが、現状周りの人より上手にプレー出来ているとしたら、おそらくその人はやり方を変えないでしょう。

あなたの周りにもこういった人いませんか?

「〇〇さん、壁も使えるようになったらもっとパデル強いのに」
「〇〇さんは壁使えないけどテニスが上手だから勝てない」

もどかしい、悔しい思いをしている方いらっしゃると思います。

そんな方には「壁が使えないことの最大の弱点」を理論とプレーの両面から伝えてあげましょう。

そこを突いて、壁を使わないとそれ以上先に進めないことを教えてあげましょう。

それが出来るぐらいまで自身のプレーをレベルアップさせましょう。


そしてもしあなたがその壁に今ぶつかっているとしたら、まずはストロークやボレーと同じぐらいのレベルまでレボテを練習してください。

過去にストロークやボレーを一生懸命覚えていたあの時と同じように。

「壁使ったほうが点取れるんじゃない?」

こう思えるまで練習してください。

だから「ボールをあえてスルーする」という練習が必要なんです。

ね、〇〇さん。

パデル padel

スポーツ指導の用語の中に「学習の転移」という言葉がある。

これはあるスポーツに熟達している選手が新たなスキルや他のスポーツなどを学ぶ際、その選手がすでに習得しているスキルや動作を関連させて説明すると、そうでない選手や関連付けて説明しなかった場合に比べて上達の速度が早いというものである。

これはスキル以外にもその選手が過去に学んだ戦術や運動力学原理にも起こる。

簡単に言うと、テニスやスカッシュをやっていた人はそうでない人に比べてパデルにおいて飲み込みが早いということである。

仮に過去にやっていたスポーツがバレーボールやサッカーだったとしても、例えば「スパイクとスマッシュは似てるなぁ」とか、「プレーしながら空いているスペースを見るのはサッカーと似てるなぁ」といったように、今までに習ってきたものの中で何かしらパデルと関連付けて理解出来る。(ただこれはどの選手でもこう理解しているわけではなく、その場合は指導者が関連付けて考えられるよう手助けをする必要がある)

要は何かのスポーツに熟達していると、他のスポーツをやる際にもアドバンテージがあるということである。

しかしこれにはデメリットもあり、特定のスキルに熟達し過ぎると今度はそれが無意識に出てしまうため、それを矯正したり新たなスキルをマスターするのが困難になる。

そういえば昔読んだ室伏広治さんの父、室伏重信さんの著書の中に、

「現在のフォームでは記録を伸ばすのはもう限界で、これ以上の記録を望むなら抜本的なフォーム改革が必要と判断し、現在のフォームが身体から消えるまで4か月まったくハンマーを握らなかった」

という記述があるのですが、記録が出ていない状態ならまだしも、その時点でトップにいる選手がこんなことをするんだ!と当時はびっくりしたのと感動したのを覚えています。

現役選手にとって練習を休むことがどれだけ怖いことか。

全然レベルは違いますが、私もパデルをやると決めたときパデルラケットの重さと長さに早く慣れたかったので、一年間はまったくテニスラケットは握りませんでした。

それぐらいデメリットもあるということです。

テニスを長年やっていた人がパデルをプレーすることはメリットも多いがデメリットもある。

テニス以外のスポーツをしていた現パデルプレーヤーにもある。

パデルを始めるまでスポーツは何もしてこなかったという人にはデメリットしかなさそうだが、「何のクセも身体に染みついていない」というメリットがある。

自分と他人の過去のスポーツ歴は変えられないのだから、今現在の自分がどこまで伸びるかを軸に考えれば楽しみしかない。

Animo!



勇気が欲しい方は読んでみてください。

カッコよ過ぎて鳥肌立ちます。

その瞬間にかける
室伏重信
原生林
1988

このページのトップヘ