第2回全国ベテランパデル大会を終えて

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千葉県にあるパデル施設「パデル&フットサル 晴れのち晴れ」にて、11/25.26にかけて「第2回全国ベテランパデル大会」が開催されました。
二日間会場にいましたが熱かったです。
なんとなくですが普段のJPTにはない上品な熱さがあったように思います。

今回はベテランパデルについてここ数ヶ月で感じたことについて書いてみたいと思います。

腐っても日本代表

去年開催された第1回大会は出場しませんでしたので詳しいことは分かりませんが、去年出場した方の中には「もう出ない」となった方もいたり「来年こそはリベンジしたい」となった方もいたことが分かりました。

今大会の勝者はベテラン日本代表として、今後開催予定のベテランアジアカップやベテラン世界大会に出場します。

現在パデル界には「一般」「ジュニア」「ベテラン」と三つのカテゴリーにそれぞれ日本代表が存在します。
本来は誇らしいことだと思うのですが前回大会に出場した方々からは「日本代表といってもベテランなんで。。」と自分たちを卑下する言葉がちらほら聞こえてきました。

話を聞いてみるとなるほどそう感じる理由も分からないではない(ちょっとかわいそう)ですが、ここは腐っても鯛ならぬ腐っても日本代表、です。
#誰が腐っとんねん!

いずれ来る本番のために粛々と準備しておきましょう。

ちょっと感じている責任感

私が今大会に出ようかなーと思い始めたのは晩夏の頃くらいだったような気がします。
今年も同大会があるようだと知り、どうせ出るなら盛り上がったほうがいいなと思い普段コートで接している方々に「こんな大会があるんですよー、出てみませんか?」と声をかけたりもしていました。
#出場する何人かからライバルが増えるからやめてーと言われたよ

軽い気持ちでお声がけしたわけではもちろんないですが、その気になってくださった方がペアを探し始めたり、ペア練のために大移動して練習の機会を作ったり、パデルするのはスクールでのレッスンのみだった方が自分でコートを取って練習し始めたり(息子さんとマンツーで練習していたよ)と、大会に向けて変化する姿を見て自分自身一層身が引き締まりました。
#口だけは達者がいちばんダサいと思ってます

全国のベテランプレーヤーから元気玉をもらう

パデルやテニスというスポーツは引き分けがありません。

ということは当たり前ですが必ず白黒決着がつき、「勝った人」「負けた人」が生まれます。

また公式戦というのは普段のレッスンやイベントとは桁違いの緊張感が生まれます。

その緊張感のなか「勝った人」になる確率を上げるためにはある程度練習量が必要になるのは自明です。
#参加することに意義があるんだという方は別です

となると普段の生活の中から「ベテラン大会で勝った人になるための練習量を新たに捻出する」必要が出てきます。
忙しい大人の皆さんにとってこれは簡単なことではない。

こんな三重苦背負う必要あります?笑

ふつうに暮らしてたら、ふつうにパデルしてたら一生味わわずに済むんですよ?

それを乗り越えてベテラン大会に「出る」と決める大人って最高にカッコよくないですか?

そんな光景が全国各地のパデルコートで起きているんだと想像したら否が応でも元気もらっちゃいますよね。

このニュートラルは苦しい

これはJPTに限ったことではないですが、今大会はJPT以上に知り合い同士、レッスンに来てくださっている方同士の対戦がありました。

対戦相手が決まった後どちらからも「(勝つための)アドバイスください」と言われることもあったのですが、これはさすがに一般論しかお伝えしませんでしたし試合終了後もやはり抽象的な話しかしませんでした。

これがちょっと心苦しいなーと感じたので今後は良い意味で贔屓していこうかなーと思っています。

めっちゃ楽しそうにパデルをする、死ぬほどパデルが下手なおっさん

先ほど少し責任を感じていると書きましたが、その理由は「(プレーするからには)勝利や上達を目指すべき」的なメッセージを発し過ぎてきたかなーと感じるようになってきたからです。

詳しくはまた別の投稿で書こうかとも思っていますが、ここ最近私が思っていることをほぼ代弁してくださっている記事があるのでお時間のあるときにこちらをご覧ください。

文中に日本のサッカー界には「めっちゃ楽しそうにサッカーをする、死ぬほどサッカーが下手なおっさん」がもっと必要という提言をされているのですが、このサッカーの部分をパデルに置き換えたら現在の日本のパデル界にもまんま当てはまる気がします。

私個人は上達を目指すこと、勝利を目指すこと、より高いレベルのパデルを知ることなどがたまらなく楽しいと感じるのでまったく苦ではないのですが、そうではない人もたくさんいる、いやむしろそうでない人のほうが大半を占めるのだということを最近知りました。

「“自分だったらどうするか”と考えない」という、散々言い古されてきた言葉に最近気づきました笑

でも一方で指導者として伝えていきたいことはあるのでその話はまた次回に。

新たな目標

最後に今回私は45歳以上の部に出場し優勝することができました。
ペアの大久保さんありがとうございます。

これも詳しいことは次回にお話ししますが、これで私の新たな目標の一つ「同年代のパデルが強いプレーヤーとプレーする」に一歩近づきました。

まだ内緒ですが「同年代のアジアチャンピオン」「(あるのか知らないけど)同年代の世界ランキングトップ20に入る」という目標があります。

今週の全日本は現アジアチャンピオンの日下部・レオンペアと。
楽しみです。

ではまた。

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マッサージガンを探している方、リカバリーに興味がある方はこちらの記事が参考になるかと思います。


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