パデルには上のショット(相手のロブに対抗するショット)が数多くあります。
スマッシュ、リフタード、バンデッハ、ビボラ、ガンチョetc。
今日はその相手がロブを上げてきたときに使用する各ショットのコンタクトポイントについて解説します。(右利きを想定)
バンデッハ
テニスボールを時計の文字盤に見立て、5時の位置(右斜め下)をインパクトするように打ちます。
ビボラ
テニスボールを時計の文字盤に見立て、3時の位置(右横)をインパクトするように打ちます。
スマッシュ(フラット)
ボールの真後ろをインパクトするように打ちます。
スマッシュ(ポル・トレス)
テニスボールを時計の文字盤に見立て、7時の位置(左斜め下)をインパクトするように打ちます。
もう少し正確に言うと、7時〜1時の方向に向かって擦り上げるようにしてインパクトします。
リフタード(ルーロ)
テニスボールを時計の文字盤に見立て、1時の位置(右斜め上)をインパクトするように打ちます。
なぜイメージが湧かない(上手に打てない)ショットがあるのか
これには大きく分けて理由が二つあって、一つは「自分とボールの位置関係」、もう一つは「グリップ(の握り方)」が関係しています。
自分とボールの位置関係について
上のショットを打つ際自分とボールの位置関係は以下の4パターンあります。
- 背中側にボールが飛んでくる
- おへそ側にボールが飛んでくる
- 後ろ壁側にボールが飛んでくる
- ネット側にボールが飛んでくる
それぞれの状況で「打ちやすい」ショットが存在し、レベルが上がるとその相手の打ちやすいショットを“わざと”引き出そうとしたりもします。
グリップについて
グリップが厚く(テニスのストロークのような持ち方)になると、
・打点が前になる
・ラケット面が上を向きやすくなる
グリップが薄く(コンチネンタルグリップなど)になると、
・打点が後ろになる
・ラケット面が下を向きやすくなる
という特徴があるため、打ちやすいショットやそうでないショットが出てきます。
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