オンリーワンとナンバーワン

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私はスポーツは芸術でもあると思っています。

芸術の世界でナンバーワンを目指すというと指標があり過ぎて具体性に欠けるかと思いますが、パデルやテニスなどの(採点競技でなく引き分けもない)スポーツであればその指標ははっきりしていて、それはランキングです。

ただこのランキングも世界ランキング、アジアランキング、日本ランキング、県内ランキング、市内ランキング、クラブ内ランキング、コミュニティ内ランキングなど指標が無数にありますが、今回の「ランキング」については公式戦と呼ばれるものという前提でお話したいと思います。(何をもって公式戦とするかもありますが今回はこの話は置いておきます)

そして最初にお伝えしておくと、勝利至上主義の話をしたいわけではなく「パデル(スポーツ)を長く楽しむならこう考えたらいいんじゃない?」程度のオジサンの独り言だと思って読んでください。

長くなっちゃったので2回に分けます。

スポーツではナンバーワンを目指す

冒頭でスポーツは芸術でもあると言っておいてなんですが、私はスポーツではオンリーワンよりナンバーワンを目指すべきだと思っています。
#開始1分でちゃぶ台返し

もちろんこれは「パデルを上手にプレーしたい」という意識があるというのが前提です。
パデルをする目的がダイエットであったり社交であったりする場合はまったく話が変わってきますのでそこはお忘れなく。

なぜオンリーワンではなくナンバーワンを目指したほうがいいかというと、(パデルに限らずほとんどのスポーツは)プレーする上で条件(ルール)が決まっているからです。

生き方や働き方のように選択肢が無数にあるものであればオンリーワンになれる可能性は十分にありますが、「これはやってもいい(得点が取れるもしくは取りやすい)」「これはやっちゃダメ(得点が取れないもしくは取りにくい)」が決まっているスポーツでは、オンリーワン(を目指すの)は多少無理があるしコスパが悪いと思います。

正確に言うと「オンリーワンでいながら、かつ成績も残す」というのは難しいのではないかというのが現時点での私の考えです。

逆に言うと成績を残さなくてもいいのならオンリーワンは十分に可能です。

でも「オンリーワンだけど下手」な選手のプレーに憧れるとか見たくなるという人は(その人の家族を除いて)、ほとんどいないのではないかと思います。

そのスポーツに最適化された自分を目指す

自分の中でオンリーワンという言葉と対極にあると感じているのがこの最適化という言葉で、「無駄を省いて最高の結果を出せるように調整すること」が最適化の定義だとすると、対極に置くのもあながち間違ってはなさそうです。

条件が決まっているものの中で上手にやろうとしたらオンリーワンよりナンバーワンを目指すほうが良さそうなのは(特に最初のうちは)明白で、となるといかにそれに最適化するかというのが正道そうです。

海の中を泳ぐために最適化されたのが魚で、草原を走るために最適化されたのが馬。
これと同じようにパデルを上手にプレーするために自分をパデルに最適化させる。

これが上手にプレーするために最短の道のような気がします。

最適化することで失うもの

一方で「ナンバーワン(を目指すこと)」と「(その対象に)最適化すること」は比較的近いのではないかと考えています。

スポーツのようにルールが決まっているもので、「それに最適化しようとしたらナンバーワンになれた」はあり得そうですが、「初めからオンリーワンを目指していたらナンバーワンになれた」はないような気がします。

だってルールを気にしている時点でもうそのスポーツに最適化しようとしているわけですから。

じゃあみんながみんな最適化しようとしたら、全員同じようなプレーヤーになってしまって面白みがなくなってしまうじゃないか、という意見もありそうですが今日はここを考えたくて記事を書いています。

パデルでRemate por tres(以下スマッシュ)という、テニスのスマッシュとスピンサーブを足して2で割ったようなショットがあるのですが、例えば試合に勝つためにこのスマッシュというショットが必要と判断したとします。

そうするとこのショットを効果的にかつ再現性高く打つために“絶対に押さえておかなければいけない技術的なポイント”がいくつか出てきます。
ナンバーワンを目指す人であればそれに自らを最適化していくはずですが、オンリーワンを目指す人は「自分はこう打ちたい」が勝つ可能性があります。

上手な人のフォームが比較的似ているのはこれが理由で、上手じゃない人の中に独特なフォームの人が少なくないのもこれが理由です。

ざっくり言うと、

「目標を立て、計画し、そこを目指していくということは、何かに最適化していくということ」

でもあります。

パデルが私たちに要求してくる、「こんな感じで打って、こんな感じで考えると上手にプレーできるよ」というものに適した形に自分自身を当てはめていく必要があるということです。

ですが一方で一旦自分をそのように固定してしまうとそこから発展しにくくなってしまいます。

目標を立て、計画し、それを実行することは私たちを成長させてくれますが、一方でそうすること自体がある枠組み(自分がしているスポーツ)の中に閉じこもってしまうという危険さがあります。

パデルとテニスの分かりやすい例で言えば、トップスピンのかかったボールを打つのはテニスでは○ですがパデルでは×で、ロブを多用するのはパデルでは○ですがテニスでは×です。(あえて単純化していますよ)

そのスポーツの中においての失敗やイレギュラーなことが許せなくなってしまうのです。

②へ続く。

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このカーボンインソールを使用させていただいてから今年で5年目になりますが、日を追うごとに安心感が増しています。

他社のインソールからBMZさんのインソールに変えた直後は少し「物足りない」と感じるかもしれませんが、次第に安心感に変わるので是非一度試していただければと思います。(※物足りないと感じるのはBMZさんのインソールが土踏まずをサポートすることを第一に考えていないからです)

簡単に説明すると、足(裏)を正常に機能させるには足のドームが作られていることが重要で、そのためには3つのアーチ(横アーチ・内側縦アーチ・外側縦アーチ)がつながっている必要があって、立方骨を支えるとイイ感じになるそうです。
#最後が雑

よくある「土踏まずのサポート」がメインのインソールだと、内側アーチのみが作られ、それだと「安定はするけど動きにくい」となり、BMZさんのインソールを使うとこの「安定性と運動性」の両方を得ることができます。詳しくはこちら→BMZ

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