去年のサッカーW杯で「新しい景色を見に行く」という言葉が流行りましたが、それについてちょっと書いてみます。
この世界(感覚)でやってたのね
今回のアルゼンチン滞在もあと1週間を切ったところでやっと頭のなかでやりたいことを身体で表現できるようになってきた。
まだ完全ではないけど諦めず続けてきてよかった。
スポーツの世界でよく言われるセリフの一つに、「そのレベルでしか見れない(感じ取れない)世界を見たい」的な言葉がありますが、今回のような経験をするといつもこの言葉が頭の中に浮かんできます。
「なるほど、上手な人たちはこの世界(感覚)でやってたのね」と。
そうすると今までただ「上手いなあ」としか見えていなかった選手たちのプレーが違って見えてきます。
そうするとどこか他人事として見ていたこれまでと違い、自分事として目に入ってきます。
そうすると少しずつではありますが「すごいなあ、上手いなあ」としていたそういった選手たちのプレーが自分の中に入ってくるのが分かります。
そうするともう以前のレベルのプレーの仕方(打ち方)が分からなくなります。
一度自転車に乗れると「乗れない」の意味が分からなかったり、一度逆上がり出来ると「逆上がり出来ない」の意味が分からなくなるあれが起きます。
全然レベルは違うので例に出すのも恐縮ですが、イチロー選手のこれが起きます。
個人的にはこれが起こったときに「新しい景色を見れる準備に入った」と思っています。
今日の午後の練習中ふとこう感じた自分がいて、いつもこの感覚になるときは両手両足を広げてわーいわーいと5回ぐらい大きく飛び跳ねたい気持ちになるのですが、キャラや歳を考え自重しています。(今アルゼンチンだしやってもいいかなと一瞬思った)
で、この感覚を得るにはやはり正しい意識と反復、そして諦めない気持ちが大切だなと思います。
途中笑われたり下手になったり呆れられたり諦めたほうがいいと言われることもありますが、諦めなければ半分は時間が解決してくれます。(もう半分は正しい意識と反復)
イチロー選手は「やってみて“ダメだ”と分かったことと、はじめから“ダメだ”と言われたことは違う」と言いますがその通りだと思います。
努力するか迷ったら
そうはいってもたくさん時間もお金もかけて練習したのに上手くならなかったら、、と思う方がいるかもしれません。
そういう方はこう考えてみてください。
努力してさらに結果が出ると自信になります。
努力しないで結果が出てしまうとそれは傲りになります。
努力もしないし結果も出ないとそれは後悔が残ります。
努力したのに結果が出なかったとしても経験は残ります。
ではまた。
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これは普段私が使用しているインソールです。
このカーボンインソールを使用させていただいてから今年で4年経ちますが、日を追うごとに「立方骨が押され、足指が地面についている」感覚が増しています。
夏場はこのCCLP理論のサンダルも使用していますし、普段履きのシューズにもインソールを入れていますので、家を出て練習から帰ってくるまでの心理的な安心感があります。
他社のインソールからBMZさんのインソールに変えた直後は少し「物足りない」と感じるかもしれませんが、次第に安心感に変わるので是非一度試していただければと思います。(※物足りないと感じるのはBMZさんのインソールが土踏まずをサポートすることを第一に考えていないからです)
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