テニスなど他のラケットスポーツ同様ラケットの握り方はパデルでも重要です。
パデルは基本的にワングリップ(1種類の握り方)でプレーしますので、複数の握り方を覚えなければいけないテニスと比べるとこの点に関しては簡単です。
ただ自分ではコンチネンタルグリップで握っているつもりでも実は正しく握れていないという方を意外と目にします。
そういう人にそれをお伝えすると大体の場合において「えー?!(そんなわけない!)」というリアクションが返ってきます。
テニス未経験の方はもちろん、テニス経験者も自分が正しく握れているか今回の記事で正しい握り方をしっかり覚えましょう。
もう正しいグリップで握れてるよ!という方は以下の打点(インパクトポイント)の動画に進んでください。
グリップの正しい握り方
コンチネンタルグリップの説明に入る前に、グリップには「正しい握り方」が存在しますのでまずはこちらを頭に入れてください。
グリップを正しく握る際に大切な点が二つあります。
まずは下の図をご覧ください。
左の図は右手のひらで、右の図はラケットのグリップエンド(グリップのいちばん下の部分)を真上から見た図です。
・コの字・・・人差し指と親指を平行にしたときに出来る面
・ヒール・・・小指の付け根の下の部分
このコの字とヒールを「グリップエンドのどの部分に当てるか」がグリップを正しく握る上で大切になってきます。
コンチネンタルグリップの正しい握り方
コンチネンタルグリップを教わる際、「包丁やトンカチを持つような感じで握る」などと言われると思いますが、まずはその認識でOKです。
正確に握りたいという気持ちが芽生えてきたら一度自分の握り方を確認してみてください。
では早速具体的な握り方の説明に入りますが、先ほどお伝えした「コの字」と「ヒール」が以下のグリップ面(オレンジの部分)に当たるように握ると正しいコンチネンタルグリップの完成です。
そうですね、違和感満載ですねw
なので最初は自分の握りやすい握り方、自分なりのコンチネンタルグリップでOKです。
パデルはルールでグリップ(の持ち方)が決められているわけではありませんから、まずは自分が違和感なくプレー出来る持ち方でプレーしましょう。
握り方のせいで弱点を狙われる、打ちにくいショットがあるなどを感じるようになってきたときまたこの記事に戻ってきてもらえたら嬉しいです。(おそらくだいぶ先の話です)
ちなみにコンチネンタルグリップの由来はテニスから来ていて、昔ヨーロッパ大陸の多くのテニスコートは芝のコートであったため、このコートに適応しようと多くのプレーヤーがこの握り方をしていたのでこの名前がついたそうです。
コンチネンタルグリップというのは低いボールを打つのに適しているグリップなので、球足が低く弾まない芝のコートと相性が良かったというわけです。
国内のパデルコートは今のところすベて砂入り人工芝コートなのでバウンドがあまり高く弾みません。
またパデルではスライス回転(アンダースピン)が有効です。
他にも「パデルで求められるもの」と「コンチネンタルグリップの長所」が合致している部分が多数あるので、自分の持ちやすいグリップから少しずつこのコンチネンタルグリップに移行していくとワンランク上のプレーが可能です。
おすすめは3ヶ月に1mmずつヒールを正しい位置にずらしていくことです。
やってみてください。
ではまた。
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